採用状況の変化と近状

05.01.2020 | Blog

コロナウイルスの影響で、3月半ばから始まったIL州のStay at home order。
5月になれば色々と元に戻るだろう、なんて考えていた日がほど遠く感じられます。
IL州の感染者数もいまだに右肩上がりで、ピークはこれからだと予測する声もあり
Stay At Home Orderはついに5月末まで延期となりました。

今回は、Bondにてリクルーター・営業4年目の私武蔵の目線から求人数の変化と現状、また今後の予想等をお伝えできればと思います。

3月
3月半ばに一度私のアカウントの皆様にご連絡をし、近状と人材採用状況を確認した際には
コロナウイルスの影響はさほど感じない程、予想以上に人材採用を考えている企業が多かったことを覚えております。通常と異なると感じたのは面接の仕方くらいで、多くの企業がSkypeやWebEXを使用したテレビ電話面接を推奨していましたが「今から面接をしておけば5月上旬には実際に勤務開始が出来るだろう」との予測が多かったと感じております。
また求職のご相談で御連絡いただく方たちの求職理由も、特にCOVID-19とは関係なくこれによるレイオフ等はまだ稀な印象でした。

 

 

4月上旬
一気に状況が変わったのは4月上旬でしょう。
しばらくすれば色々元に戻るだろう、という期待を裏切るように各地でStay at Home Orderが4月末まで延期。当社では、COVID-19による日系企業への影響を少しでも理解できればと
アンケートを行い市場調査を開始。(アンケート結果についてはこちら。)
今後の見通しが立たないことからの戸惑いや不安の声が多く届き、当社も改めて事の重大さに気づかされた結果となりました。
転職等のご相談で御連絡頂く求職者の求職理由もCOVID-19によるレイオフや労働時間短縮が大きく影響しており、またそれと同時に、COVID-19以外の理由(給与や昇格等)で仕事を探す人は圧倒的に減りました。今の仕事を失えば他はすぐ見つからないかもしれない、という不安からなのではないでしょうか。

そんな中、採用まで至ったケースも数件ございます。特にEssential Businessにあたる食品や物流関係では人材採用での動きがありました。
また、IT関係もあまり打撃を受けていない様子で、追加で人材採用のご依頼もありトレーニングもすべてRemoteで可能な為、採用後はことが落ち着くまで在宅勤務で問題ないというケースもありました。

 

 

4月下旬
不安が募る中迎えた4月下旬。
これまで依頼のあった求人が保留になったり、全く無くなったりと人材採用の雲行きも
さらに危うくなりました。企業に連絡を取っても返事が無いことも増えました。
しかし、逆に夏季に向けて人材採用が出来そうだとの見通しが立った企業からは
今のうちから良い人材を抑えておきたいとの依頼もあり、Skype等で面接を進めている状況です。

 

 

近状
私のアカウントを全体的に見ますと、人材採用を積極的に行っている企業数は激減しており
また年内に人材採用が再開できるか全く見通しが立たないという企業も増えてきました。

そんな中、食品・IT関係は割と積極的に人材採用を行っている状況にありますし、
自動車製造・機械製造会社からも、今の段階で良い候補者を確保して起きたい、と
夏季に向けて採用活動を行っている企業もございます。

 

 

また、Stay at home orderが5月から外れる州も出てきたこともあり、今後少しづづ採用枠が出てくることを期待したいですが、しばらくの間は通常の運営体制に戻す事が各期限の優先となり、人材採用は二の次になるのではないかと予想しています。

 

 

 

また現在求職中の方は、より詳しい近状や人材採用中のポジション等のご説明もさせて頂きますので是非当社までご相談下さい。また採用中のポジションについましてはこちらからもApplyいただけます。

 

 

 

武蔵