COVID-19による日系ビジネスへの影響と今後の課題
04.24.2020 | News
2020年、新しい年の始まりと共にメディアに報じられた新型コロナウイルス(COVID-19)は留まることなく勢力を広め、4月後半に差し掛かった今日(4月24日付)では約2,735,000名の感染者が報告されており、うち完治した者は約751,000名、そして死者192,000名と猛威を振るい続けています。私たちが住む米国においても確認出来ているだけで約890,000の感染者、うち死者は約50,000名にもおよび、余談の許されない状況です。
COVID-19という言葉をメディア場で頻繁に目にするようになってから約3ヶ月が経過し、感染予防の強化を理由に全米9割の州において発令された自宅待機命令も、いつ撤回になるかわからない状況が続く中、経済状況の悪化、オフィス閉鎖、従業員の解雇、復帰の目処が立たないなど、負のスパイラルに巻き込まれていることに不安を感じる人が後を絶ちません。
このような状況の中、弊社の様な日系企業へのサービスに特化した人材斡旋会社が出来る事は何か社内検討した結果、いつもお世話になっている顧客企業様を対象にCOVID-19に関するビジネスへの影響を照査する匿名アンケートを実施させて頂く事に。今月初旬にご協力をお願いしたアンケート調査では多数の方にご回答頂き、集計結果をお渡しすることによって普段知る事の無い他企業間での見解や同地域、同業種にがどんな問題に直面し、何を今後の課題としているのかなどの情報、そして日頃のビジネスに対する感謝を伝えさせて頂きました。
アンケートにてお聞きした質問の具体例として
「在宅勤務での業務に対する影響」
「現在直面している一番の問題」
「これから先の課題」
「今後の人事採用の見込み」
等が挙げられますが、上記記載事項以外にも数々の質問をご用意させて頂きました。ご回答いただいた方の多くはマネジメントや人事に携わっておられるかと存じますが、業績の低迷や生産調整、各種AP/ARの遅延といった問題に直面している企業が多い中、従業員への負担を懸念する声や、スキルやモラルの低下を懸念する声も多々見られました。業務や売り上げの大幅な縮小が既に始まっている企業は従業員勤務時間の削減や解雇という手段を取らざるを得ない状況にあり、世の中のビジネスの動きが停滞してしまっている以上、さらなる対策や措置を強いられる可能性も十分に予期出来ます。
「この先、経済状況はどうなるのか」
「会社としてどんな措置を取ればいいのか」
「V字回復はいつの段階で見込めるのか」
「従業員の管理が上手くいくのか」
などと言った点が直近の課題であるという声が多い中、前例がないため今後の動向が想像出来ないと困惑を隠せない方も多数いらっしゃるようです。
では、人材斡旋会社Bond Consultants Groupには何が出来るのか。不安の色を隠せないお客様に対し、どのようなサービスを提供出来るのか。全米において多数の日系企業から得られる情報、人材データベースへのアクセス、リクルート&人事コンサルティング業を元に
上記以外にも、お客様のニーズに応じたサービスを提供して参ります。
今回COVID-19の影響により、初めて従業員の在宅勤務を行った会社や業務を熟す上で不自由を感じている方々も沢山いらっしゃるかと存じます。まずはご相談下さい。顧客管理、候補者管理に重きを置く弊社各エージェントが丁寧にご対応させて頂きます。
弊社のサービス内容をご確認されたい場合は、当サイト「企業の皆様へ」をどうぞ。
Bond Consultants Group ヴォス 綾